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【東方考察】幻想郷の地図を考える(2)

どうも。

第2弾は幻想郷の人口と産業構造について(結界以前の幻想郷民の食糧と収入)です。

幻想郷の人口ははっきりとしたデータがありませんが、産業構造をみれば自ずとその答えは見えてくるのではないか?と思いました。

前回も述べたとおり、幻想郷の産業、特に第一次産業の状態ははっきりしていません。

ここを正確に把握する事が、リアルな幻想郷を摑む第一歩になる事と思います。

なおこのブログでは主食として基本的に「米」のみを取り扱おうと思っています。

幻想郷が外の世界から隔離された明治代以前に於いては民衆の主食は「麦、粟、稗、米、野菜を混ぜたもの」であった可能性が高く現代でもこの状況が続いているかもしれませんが、こう複合的になると作付面積の推測が至難の業になるので代表として米のみを考えたい、というのがその理由です。


さて歴史を振り返ると、かつて戦国期以前の幻想郷において、幻想郷は妖怪(鬼、天狗、猫又、山姥等)の跋扈する人里離れた辺境の地であり、そこに妖怪退治を生業とする人々が居着き形成されていました。

つまり彼らは一般の農民ではなく山伏、陰陽師、法師、渡り巫女等(総称として以降「拝み屋」とします)だったはずですが、

山にいて妖怪を倒しているだけでは生きていけません。どのように収入を得るか考えると、

①外回りの営業による寄進、勧進
②固定客(檀家等)からの寄進、勧進
③農地を開墾して自給自足の生活

考えられるのはこれくらいです。

①は安定的ではありません。しかも幻想郷という地盤から離れたほうが効果的であり、居着く必要がありません。
(幻想郷風土記と併せて考えても、これはなさそうです)

②は比較的安定的です。居住地を幻想郷にする必要があるのかは微妙ですが、幻想郷の山が大峯山や羽黒山のような修験の地であったと考えれば納得はいきます。
(風土記と併せて考えれば、幻想郷から妖怪を出さないようにする為居着いていたとも考えられます。檀家回りの際は当番制で地を守ったか)

しかしこの方法だけを採れば、この地には発展性がなく、長続きしなさそうです。

③はどうでしょう。

小さな畑程度であれば作ることは可能ですし、実際あったでしょう。ただ大きな水田などは微妙なところ。

険しい山地ですので、棚田があったかもしれません。あるいは川沿いに墾かれていたか。

しかし開墾、田植え、刈入れなどは非常に多くの手間と人員が必要です。ゆえに幻想郷の初期は、田は少なく、②の形態に支えられる面が大きかった。

時代が進み、拝み屋連が連帯的に集落を形成して、この地が文明的に発展した。田も多く墾かれ、農業従事者も増えた(拝み屋の子孫、または移住者)。


租や年貢が納められたかは微妙です。結界以前の幻想郷が、どの程度外界から認知されていたかによるでしょう。

ひとつ、風土記の記述を参考にすれば――――

「はるか昔この地は、迷い込んだら最後、妖怪たちに喰われてしまう、と恐れられていたのだ。人々はここを「幻想郷」と呼び、決して近づく事は無かった。(略)退治を行う勇敢な人間も現れた(略)この山国には良くある話で、特に珍しい話ではない。この様な場所もいたるところに存在した時代であった。そういう時代が1000年以上続いた...次第に人間は文明を築きあげた。(後略)」

幻想郷的な場所はそもそも多数存在しており、その所々で税の在り方は違ったでしょう。

決して近づく事は無かった→幻想郷にまで踏み込んで税を取れるのか?

退治を行う勇敢な人間も現れた(略)この山国には良くある話→人間がいて「よくある話」(外界からも認知されている可能性大)→免税地になるわけが無い?

どちらともとれるし、そもそも風土記は資料的価値が低いのであまり掘り下げる必要はないのかもしれません。

とりあえず結論として、完全自給自足では無く、寄進に支えられた形で外界からも認知された地であったという②と③を兼ねた姿が、一番現実的でしょう。


続く。

追記:2012.12.20 税に関して
追記:2013.01.21 全体を微修正
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